2017年6月5日月曜日

イスラエル博物館/The Israel Museum

イスラエル博物館/The Israel Museum
54シェケル

イスラエル博物館は、聖書の土地博物館博物館/Bible Lands Museumの斜向かいにあります。

エルサレム・セントラル・バス・ステーションから南に2kmほどのところにあります。バスに乗るほどの距離でもなく、また、バスには待ち時間がありますが、徒歩ならそれがないので歩いていくのが的確かつ最速です。

非常に教育的かつ広大な博物館なので、開館(10:00)から閉館(17:00)までいてすべて見て回れるかどうかといったところです。
こちらの博物館は、死海文書館を除いて撮影可能です。とはいえ、全体の紹介をすると膨大なものになってしまうので、特殊聖書的な事柄に限って書くことにします。
まず紹介しておきたいのが、ポンテオ・ピラトの名が掘られた石碑です。
総督ピラトが実在していた証拠と考えられています。
 そして、大祭司カヤファ/カヤパの骨が保管されていた骨壷です。
箱に名前が書かれていたので識別されました。
わたしは考古学者ではありませんが特にこの真贋について疑ってはいません。もちろん後の人が適当に名前を書いた恐れもありますが、わざわざ悪役を演じた人を捏造するのは考えにくいことです。

歴史的資料の展示物は、聖書の土地博物館博物館よりも多く、広い範囲でカバーしています。ユダヤ戦争以後の反乱もカバーしていました。
いよいよ死海文書/Dead Sea Scroll館です。本館とは別になっていて、上の噴水の下にあります。噴水の中にある面白い形をした構造物は、死海文書が入っていた壺の蓋をイメージしています。
入り口です。これ以降は撮影禁止なので、写真はありません。
入り口から写本までの通路では、クムラン遺跡と、そこで共同生活していた人々に関する展示が行われています。クムラン宗団を解説した展示の次に、写本群があります。

といっても、イザヤ書の写本の実物が見られるわけではなく、それをコピーして全容がわかるようにしたものや、写本/文書の断片の一部が見学できるだけです。一般の観光客に本物の写本をたくさん見せても意味はないので、だいたい分かる程度の展示とその説明で十分だと思います。
これは死海文書館の別の部屋で行われている展示です。
世界最小のヘブライ語聖書です。
ナノサイズのヘブライ語で、ヘブライ語聖書全文が5mm四方のシリコンチップ上に彫り込まれているそうです。ニュースにもなっています。
http://www.afpbb.com/articles/-/2327641

イスラエル博物館に来て、死海文書を見るという旅の目的のひとつを果たすことができましたが、嬉しい誤算として、1世紀のエルサレムの模型を見ることができました。
ヘロデ神殿です。オリーブ山からはこのように見えました。
正面の外壁に金門が見えます。今も金門はありますが、閉ざされていて通行はできません。

細かなところまで作り込まれています。
ケデロン/キドロンの谷(右側)も再現されています。